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フェスの食べ残しを回収し発酵ガスで発電

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宮城県亘理町バイオマス発電事業に参画するサステイナブルエネルギー開発(東京)は、仙台市で開かれているイベントで出た食べ残しからメタンガスを製造し、発電に利用する社会実験を行う。

飲食イベントの廃棄物をエネルギー供給に活用する試みは全国でも珍しいという。

 同社は太白区あすと長町で18日に始まった「仙台ラーメンフェスタ2016」にエコステーションを設置。回収される食べ残しは23日までのイベント期間中で200リットルドラム缶55本分(約11トン)に上る見込みだ。

 今月中にも稼働する亘理町バイオマス発電施設で、食べ残しを発酵させて製造したメタンガス3300~4400立方メートルを燃やし、6600~8800キロワット時を発電する。電気は併設する同社の野菜工場に供給、発酵後の残りかすは液体肥料に使う。

 同社副社長で、発電施設を運営するパワフルジャパン宮城(亘理町)の横山英子社長は「廃棄物処理コストと二酸化炭素の削減につながる。食べ残しやエネルギーの問題を考える機会にしたい」と話す。

 

 

 

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